日々の記録

物欲にまみれた日々です。お人形遊びをしています。

コンレボのメモ

コンクリートボルティオ面白かった!!特撮をはじめとしたヒーローものに疎い私ですらこんなにも楽しく視聴できたので、そういった題材が好きな人はもっといろんな楽しみ方ができるんだろうなと思うとうらやましいくらい!

なんでこんなに面白いと思うのかつらつら考えてみたのでメモ。
戦後の昭和の実際の出来事もおそらく意図的に組み込み時代を振り返るようになっている構成と主人公のあり方から連想したのは花田清輝の楕円幻想でした。超人幻想という副題から単純に連想しただけといえばそれまでですが。うろ覚えですが、戦前の子供たちが地面に描いた落書きの円は完全な円だった、しかし戦後はもうそのような円を描くことはできない、なぜなら戦前の日本は中心は一点にあったが、戦後の社会の中心はもはや一点だけではないからだ、というようなことだったと思ったのですが不安だ…読み返したい。
これを正義というものを中心に円を描こうとする物語とすると、正義の超人に憧れながらも身のうちに破壊衝動をもった?怪獣を抱え込んだ主人公の爾朗の有り様がまさに円ではなく楕円になるだろうし、本来であれば主役を張れる正義の味方のようなキャラクターばかりで構成された世界観にもあてはまるように思えます。それぞれが異なった正義を持ち戦う世界では正義は一点にまとまりようもありません。爾朗は円に憧れつつも楕円になるしかない男なのでそこで苦悩が生まれている様子。いつどのように自分を受け入れてコントロールできるようになるかという部分が2期は描かれるのかな?
そして読むのを途中で挫折してしまったから話題にしにくいのですが、吉本隆明共同幻想もなんとなく思い起こされました。幻想ってついてるからというだけかもしれない。
13話で笑美さんが語った、爾朗は輝子の前では期待されている姿になろうとしてしまうという部分がなんとなく…でもだいぶ昔に挫折したのでなんとも言えない。2期始まるまでに気力があればもう一度チャレンジしてみようかな…

一期で爾朗は正義の味方に憧れながらも身のうちの怪獣を制御しきれず暴走し、輝子の視線があってはじめて理想の自分になれたような気になっていただけという状態で終わってしまったので、どう折り合いをつけて、どうやって自分の力をコントロールできる1話終盤の逃亡者爾朗になったのかとても気になる!!もう輝子の視線を必要としなくなってる爾朗が1話にあったから、期待してしまう!