日々の記録

物欲にまみれた日々です。お人形遊びをしています。

6.4

刀剣乱舞で、レベルが90代になってしまったために加州清光はここ最近レギュラーから外していました。
そしたらその遠ざかっていた間に自分の中で加州清光を捏造していたみたいで、本物?の加州清光の可愛さに改めて驚きひれ伏しました。ひさびさに気合い入れて装備こしらえるために近侍にしたら、勝手に思い込んでた捏造加州清光の100倍かわいかった。
潔癖症っぽいなあとか、筆圧薄そうとかいう勝手な印象から横道に逸れてどんどん別物になっていた。なぜか清楚なイメージが勝手に脳内で作られてたけど、全然清楚じゃないし、捏造された清楚な加州清光より清楚じゃない加州清光が100倍かわいい。私の記憶装置は性能が良くない、と改めて思い知る。

そういえば、NHKで放送していた遺影ならぬ遺人形の番組がすごかった。依頼を受けて業者の方が3Dプリンタでフィギュアを製作するサービスがあるというのも知らなかったし、弔いにはいろいろな形があるんだな。見たり、話しかけたり、触れたりすることで、その人が存在していたことの確かさをフィギュアから実感することができるようです。忘れたくないことなのに記憶が薄れてしまうのはつらいから、人形のその存在感が残された人たちの支えになるとのこと。
字面のインパクトからもっとイロモノなのかと構えていたら、とても私的な仏像という趣きで素敵でした。
それ以上に、番組内でついでのように紹介されたものの方が衝撃的だった。
故人の思い出や性格をAIに記憶させ会話ができるようにするプログラムとか!再生技術の発展に望みを託して遺体を冷凍保存している人がアメリカには100人ちかくいるらしいとか!世界の終わりとハードボイルドワンダーランドかよー!
所さんも、これは他人がどうこう言っていいことじゃないからコメントしづらいというようなこと言ってたけど、テレビではそうとしか言えないだろうなと所さんの反応の素晴らしさに唸りつつ、なんかこう、ちょっとやり過ぎじゃないかと思ってしまう事例です。
フランスでは故人をしのんで、形見の洋服などから香りを採取して香水を作ったりするというのは、素敵だなと思えるんだけど、この線引きはなんなんだろうな。
そういえば昨日見たヒストリアの即身仏の紹介も強烈だった。即身仏ってなんのためにそんなことをする必要があるのよくわかってなかったのですが、神様仏様が人々に強く信仰されていた時代には一つの選択肢として意味あるものだったかもしれないなって番組見てようやくわかったような気がする。
ついでになぜか悪人正機も連想し、今までよくよく考えたことなかったけど、番組を見てやっと腑に落ちたかもしれない。自分が無宗教に生きてるせいか、宗教って信仰により当人を救うためのものだという側面しか考えたことがなくて、聖と呼ばれる人がなんで聖なのかというのがスコーンと抜けていたんですね。そりゃわかるわけない。単に優れた思想を考え広めた有名人くらいの認識しかなくて、他人を救うために創意工夫したと認められた人ってことが理解できてなかった。もし現在に即身仏の人がいたら、国境なき医師団とか人権保護とかやってそう。
即身仏の身につけた着物の端切れをお守りにするというのも番組で初めて知る。みうらじゅんの本だったか、hanaさんの本だったかあやふやだけど、仏様は今でいうアイドルみたいなものだって書いていたのを思い出した、即身仏はアイドルの究極の形ということになるのかな。

私は加州清光というアイドルをもっと理解したいと思う一方で、全く別物を捏造してしまっていた。自分の都合のいい方に捻じ曲げてその素晴らしさを損なっていたのかー!と思うと、それをいつでも確認できる聖書となるようなものがあったらいいのになとも思う。熱心な信心深い人には怒られそうだけど、アイドルがいると、今まで理解不能なところにあった信仰というのが、こういうことなのかなと腑に落ちたような気がする。