日々の記録

物欲にまみれた日々です。お人形遊びをしています。

名刀 その由来と伝説を読んだメモ

「名刀 その由来と伝説」牧秀彦
著者は刀剣や剣術に関する本や時代小説を書いてきた人だそうです。夢想神伝流居合道四段って、なんだろう。流派の名前がすごい。

内容は神話に登場するものから武将の佩刀したものまで、五十振りの名刀の簡単なエピソードか収録されていた。ものによっては写真も載せてくれているのでやさしい。七星剣なんかはまっすぐだけど、刀はだいたい反りがあるんだなという基本的なあたりからよくわかってなかったので、写真はほんとうにありがたかったです。
刀剣は実戦に使うというよりは権力の象徴としての役割を担うものであることが多かったというのが、著者の強調しているポイントのようです。確かに私も斬った斬られたの時代劇の武器としてのイメージばっかりだったので、そんな認識を改めさせられました。節刀なんかは身分というか権力の象徴としてのものだし、身を守る以外のところに重きを置かれていた刀剣もかなり多かったんですね。ステイタスシンボルとしての刀剣。そのあたり意識して構成していたみたいで、一冊を通してのテーマに統一感があって読みやすかった。
刀剣乱舞に登場して我が本丸でも戦いまくっている、能力値も高い三日月宗近が、実戦向きではなく試し切りの記録もない不殺の剣だというのはなんだか衝撃でした。これがもし本当なら、ゲームでじゃんじゃん戦いまくってるけど、大丈夫かな。どんな心境なのか想像したくなる。でもまあゲームはゲームでまた別ってことなんでしょうか。人間には扱いづらくとも、擬人化だし関係ないか。大太刀なんかは思い切り実用のためじゃないだろうけどゲームではすごく強いですもんね。ネームバリューで強さが決まったりとかがあるのかな。

巻末に日本刀の基礎知識ということで、種類や構造、刀工などの簡単な説明が載っているのも、初心者にやさしい。